チーズ: 足寄の吉川千枝さんの「オンネトー」
「オンネトー」は北海道の足寄の吉川千枝さん製造のセミハードタイプの青黴熟成チーズです。
見た目には青黴の入りが強めに見えますが刺激の強い青黴ではなく見た目に反して万人受けし易い食べ易いチーズに仕上がっています。塩気も青黴チーズとしてはやや軽め、弾力も感じられるしっかりとした固さがあり、小さめのブロックにカットしてそのまま食べるのがお勧めです。野菜サラダに散らしても美味しいです。
「オントネー」は数年前にも見かけて食べた記憶があるのですが、安定した製品化、あるいは生産量ないし流通の都合か、なかなかレアリティーの高い状態のチーズです。今回も参考情報として生産者や販売者の公式情報を掲載したい気持ちはあるのですが、オンラインの一次情報はまだ見当たらないようです。
北海道で類似した仕上がりのセミハードの青黴チーズはいまのところ私の記憶には無いです😃 流通量、販路が増えると嬉しいですね。
生産者情報
- 製造所所在地: 北海道足寄群足寄町茂喜登牛41-5 (「ほっかいどう・あしょろぐん・あしょろちょう・もきとうし」と読みます😃)
- 製造者: 吉川千枝
おまけ: オンネトー
「オンネトー」の由来は Wikipedia:ja が比較的詳細に編集されていましたので興味のある方はどうぞ。
追記:「ありがとう牧場」
その後、もう少々生産者について調べると、「ありがとう牧場」の情報に辿り着きました。
「ありがとう牧場」は「オンネトー」の生産者の吉川さんらが経営する足寄の牧場。2013年から開始した「ありがとう牧場 しあわせチーズ工房」でチーズの製造を担当した本間幸雄さんが2016年に「しあわせチーズ工房」の商標で独立開業した事に伴い、それとは別に「ありがとう牧場」の吉川さんが製造販売を開始した(しようとしている)のが「オンネトー」のようです。