北海道の栗山の井澤農園の蒜苗で苍蝇头
ここ数年、玉葱、生姜、大蒜などを中心にお野菜や焼き菓子、"栗山Farmers'Marche"などで"客"の側でお世話になっている井澤農園の綾華さんから、蒜苗=にんにくの芽の試験提供の機会を頂きました。ありがとうございます💪
Facebookのチャットでゆるーく「ポストにそのまま届いたら、マンションの集合ポストとか異臭騒ぎでやばいかな?」→"安全"に送る方法ないかな、そんな流れで今回は「真空パック」+クリックポストを試してみる事に。もちろん、安全や鮮度をお金で解決してクール便という手を使う安全策はありますが、より低コストな方法が安定的に使えれば販路とユーザーの便利には嬉しい選択肢となります。と、いうわけで…
- 2020-06-19 Fri 井澤農園にて収穫→真空パック→発送(クリックポスト)
- 2020-06-20 Sat クリックポストでゆったり運ばれる
- 2020-06-21 Sun →午前中にわがやへ届きかけたもののポストに入らなかったらしく🤣→再配達で18:00頃に手元へ到着
↑届いた状態、外装のダンボールを開けて真空パックされた蒜苗が出てきたところです。外装のダンボール箱からも、真空パックの表面からも、鼻を近づけても蒜苗の臭いはしませんでした。真空パックの勝利です。
真空パックが膨らんでいるのは、蒜苗から気体が発生したものではなく、たぶんCO2かN2の不活性ガス充填…かな、と思います。たぶん。答えは後で綾華さんに聞いてみようと思います。
切り口の鮮度もかなり良好な状態を保っています。さすがに摘みたて切りたてとは比べればわかる違いがありますが、収穫の翌々日まで常温で運ばれたお野菜としてはとても良好な状態です💪
↑真空パックを開けたら空間に allicin がもふーっと醸りました。大蒜好きには美味しそうな臭いです。一般的な品種の大蒜、その蒜苗はわりとふつーに大蒜本体と同様の具合で臭います🤣 (中国産の輸入の蒜苗では臭いの少ない品種が使われている場合もありますし、そもそも鮮度も乾き気味くらいにはなってしまっているので、そういった流通品ではあまり臭わない事もあります。)
わりと、北海道内を超えても、北日本の本土くらいなら今回の方法でも"新鮮とれたて野菜が届く!"と標榜しても大丈夫そうな鮮度です。真夏の気温や運送中のトラックの中の状態など条件が悪くなると同じ方法では北海道内限定くらいが安全そうですが、蒜苗の季節は真夏には重ならないので"おおよそ"大丈夫そうな気はします。一般的な売買契約を行うにあたって安全云々…と考えると免責事項は要検討と思いますが、フレンドリーな付き合い、了解の範囲内ではわりと大丈夫な状態で届きそうな気はします。クールに比べたら送料安いしね💰💰
私は蒜苗だいすきゆえ、一度の調理で↑これ1バッチ分すべて消費してしまいました😋 鍋物、麻婆豆腐などの脇役として使うなら、このクリックポスト1回分(=およそ450gくらい)で15食分くらいになるかもしれません🤣 我が家で一度にこれだけの量の蒜苗を美味しく頂いた料理は「苍蝇头」です。蒜苗が主役の中華料理の四川風です。美味しいですよ💪💪
ちなみに、1/3くらい夕食で食べてしまいました。止まらない系です。残りは冷蔵庫へ、明日もごはんのオトモに温めて頂きます🍚 赤唐辛子や花椒や大蒜を高温で炒めているので、取り分けに衛生上の問題が無ければ少なくとも2日くらいは冷蔵庫で安全でしょう(たぶん)。