江丹別の青いチーズと山査子
青黴チーズ界では世界的に有名らしい「江丹別の青いチーズ」。品薄で入手困難との情報もありますが、札幌市中央区ではフーズバラエティすぎはらの冷蔵売り場にだいたい常備されています。嬉しいですね。
今回はちょっと熟成感が強めに見えますが、端の皮まで美味しく食べられます。
青黴ぱやぱや。(もっとぱやぱやを見たい方は"おまけ"をどうぞ)
江丹別の青いチーズ、単体で食べると強いナッツ風のフレーバーが熟成されたチーズの深いコクと共に広がり、その後でやんわりと落ち着いた程度の青黴の風味、軽い塩気が続きます。青黴のぱやぱやの濃いスポットを食べても刺激はほとんど無く、青黴初心者でも見た目の青黴感の強さに反して優しい味わいを楽しめます。
ここで中国茶のお供としてお馴染みの山査子(さんざし)の登場です。お茶菓子でお馴染みの山査子はバラ科の山査子の果実を砂糖と練って乾燥したドライフルーツの1種です。
この甘酸っぱい山査子も江丹別の青いチーズとの相性が良く、チーズと山査子を適度に合わせて食べるとお互いの美味しさが協調的に増幅され非常に美味しく感じられ、後味もお互い打ち消すようにほどよくニュートラライズされたすっきりさになります。
おまけ: OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II のハイレゾショット
今夏から撮影に使用しているカメラ OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II には通常撮影の限界分解能 5184x3888 をカメラの技術的な工夫によって 8160x6120 まで上昇させるハイレゾショット機能があります。
江丹別の青いチーズのぱやぱやを換算140mm相当のマクロ撮影で比較してみました。数値相当の解像力の上昇を感じられる機能で、静物を撮影する際、特にマクロ撮影が多いと嬉しい機能です。