べこちちFACTORYのチーズたち
天塩の物産展で出会った"べこちちFACTORY"のチーズたち😃
ハードタイプの「45ヶ月熟成たつねうし」:
セミハードタイプの「24ヶ月熟成てしお」と「10ヶ月熟成てしお」:
札幌の"チカホ"で行われた天塩町の物産展で入手できました。香り、口へ運んだ時の味わい、後味に至るまで、わたしにとっては「これぞ、まさに、チーズ😍」と感じた、すばらしく、うんまい、"ほんもの"の、チーズです。
「45ヶ月熟成たつねうし」は、シンプルなチーズが長年を掛けて丁寧に熟成されて獲得した強い旨味、香り、味わいの深さ、広がり、そんなようなまるでオーラを纏っているかのようです。丁寧というのは管理がよく、余計なこともせず、ただひたすらチーズの熟成を気長に待って作られているであろう、ということで、これは「たつねうし」の見た目、そしてパッケージを開けての豊潤な香り、後味などに対してネガティブな風味がまったくないんですね😍 ほんとうに、良いチーズです😍
「24ヶ月熟成てしお」はとても強いミルキーな甘さのあるいわゆるナッツ香的な香しさを纏い、チーズとしてはしっかり固まったセミハードながら口の中ではややねっとりとして、まさに濃ゆい「べこちち」感を味わう仕上がりで、これも素晴らしく美味しい😍 その上で、一口分にも十分に口の中で「じゃり」っとなるアミノ酸結晶成分由来の食味もあり、こちらもまさにほんものの美味しいチーズです😍
「10ヶ月熟成てしお」も長期熟成にはない良い意味での若い柔らかさ(質感だけでなく味わいも"やわらかい")、長期熟成では弱まってしまう繊細な風味が活きていて、こちらはこちらでまた美味しい😍 お値段もリーズナブルなので毎日でも食べたいくらい。調理の幅が長期熟成タイプよりも広いところも若いチーズの利点ですね。
今回は「😍」をたくさん書いていますが、これはそのまま人生で出会えたすばらしいチーズへの感動です。「べこちちFACTORYがあるから」という理由だけでも天塩町への移民をまじめに考えるレベルの素晴らしいチーズです。
いずれも、私好みのフランス、スイスのあたりの伝統的なハードチーズ、セミハードチーズと強い相関性を感じる素晴らしいチーズです。それどころか、これほど好みにあうチーズは日本国内はもちろん、フランスやスイスなどを含めても、私の知る限りでは他に及ぶものはそうそうありません。すんばらしい・・・😍
参考
べこちちFACTORY
関連リンク
小平町ほたてカレー
北海道小平町の特産品の帆立の稚貝を使った「小平町ほたてカレー」を小平町の物産展で入手しました😃 監修は小平の有限会社㋭細畑漁業部、製造は札幌の(株)北都。
開封すると帆立の香りが大変強く辺りに広がります。稚貝なので見た目にインパクトはありませんが、香りが十分に補っているように感じます。
口に入れると、炊き上げた香ばしさと帆立の香りがさらに強く感じられます。
パッケージ、中身のレトルトパウチは大きめ。
美味しいのだけど、お値段がかなりお高い(物産展でも1食800円超級😅)のでふだんのストックにはなかなか使えませんが、観光の記念や物産展の気分で楽しく、やや特別な位置付けで頂くと良さそうです。プレミアムレトルトカレーは肉ものが多いので、美味しいシーフード系のプレミアムレトルトカレーは貴重です😃
参考
小平町の位置
北海道・天塩町のプレミアムカップラーメン「至高の天塩しじみ光麺」
天塩町(てしお・ちょう)は北海道のわりと北の方の尖ったあたりの西海岸に面したちほー、「至高の天塩しじみ光麺」は天塩町の特産品の「しじみ」を活かし、ラーメン店「ソラノイロ」が監修して製品化したプレミアムカップラーメンです😃 天塩町も参加した物産展「南るもい大物産展 in チカホ」で入手しました。
かなりあっさりした見た目に仕上がるのですが、スープが非常に美味しく、すする都度、「ああ・・・うまい😍」となるラーメンです。天塩しじみのうまい出汁が濃厚に出ています。
麺も茶色くなるほどではないものの、見た目にもわかりやすい程度に全粒粉が混合されていて、これが天塩しじみのうまい出汁ベースのスープ、シンプルな構成のラーメン全体として相性が良く、シンプルでも飽きずに楽しめ、また食べた満足感も得られる点も面白いです。
パッケージの中身は干し野菜の加薬少々と、天塩しじみのうまうまな液体濃縮スープのみ。
「至高の天塩しじみ光麺」は天塩町(正確には「天塩の國特産品プロジェクト」あるいは「天塩国眠れる食資源活用プロジェクト」)が amazon でも販売しているのだそうな。公認の物産展では3個で1000円、ちょっとだけお買い得に購入できましたが、 amazon の通常販売でも1つ 350 円で買えるようなので、北海道、天塩のしじみをお手軽に楽しんでみたい方にはおすすめです😋
ちなみに、「リアルしじみ入り」ばーじょんの袋麺も同様に販売されていたので購入して来ました。そちらも楽しみです😃
参考
チーズ: Fromager d'Affinois Truffles
Fromager d'Affinois Truffes (フロマージュ・ダフィノワ・トリュフ)😃
- フランスのオーヴェルニュ・ローヌ・アルプ地域圏のロワールの Fromagerie GUILLOTEAU の Fromager d'Affinois シリーズの FLAVOURED の黒トリュフ版
- お馴染みの濃厚なダブルクリームの白黴チーズにぽつぽつと黒い点が見える(黒トリュフ)
- ベースのチーズの濃厚な美味しさはもちろん、黒トリュフの香りがもふもふ・x・漂う(わりと強い)
- なんとなく高級な気分になる雰囲気的にもリッチ感の漂う美味しいチーズ😋
参考
- > FLAVOURED - Fromager d'AffinoisFromager d'Affinois FLAVOURED Fromager d'Affinois Truffles
チーズ: Le Napoléon (ナポレオン)
- フランス産の羊乳のハードチーズ。とても、美味しい😃
- 塩気はやや強めだけど、スライスならそのまま食べても美味しい程度。
- あまり薄すぎないようにスライスすると口溶け感を楽しめるが、あまり厚いと塩気も強く感じるので1mm厚くらいがスライスならおすすめ。
- ねっとり感、口溶け感がよい。その上で溶けてくると羊乳らしい舌触りもしっかりと楽しめる。
- 皮を除去するとチーズ本体は香りも良く、羊乳チーズらしい複雑な旨味とあいまってたいへん美味しい。
- 皮に近いやや固めの部分は羊乳チーズのざらり感がやや強め、においもちょっと強め、塩気はかなりまろやかになっており、これはこれでまた美味しい。
- 皮はハードチーズとしてはわりとくさい方なので、食べる前、常温に戻す待ち時間にでもさっくり切り捨てましょう。
幾つかの日本語の参考情報を整理するとフランスのピレネーで Dominique Bouchait (ドミニク・ブーシェント)さんが "Ossau Iraty"(オッソー・イラティー) を長期熟成させて作っている、ナポレオンの名前はピレネー山脈の一部地形の名前からとっているらしい事がわかった。(参考1、参考2、参考3)
フランス語のソースを探してみると、 Dominique さんは Le Napoléon の他にも La Josephine (ジョセフィーヌ)や Le Baraillan (バラリアン)など数種類のチーズを作っているらしい。ナポレオンの名前の由来も先の日本語の参考と同様の事が書かれている。ウェブサイト "Des Fromagers du Mont Royal" も紹介されていたが現在はサービスが停止しているようだ、残念。(参考4; チーズを抱くドミニクさんの大きな写真あり、ジョセフィーヌやバラリアンもリンク先から写真付きで紹介されている。)